晴れの効能

息子も私も体調良くなかった時。

空はどんよりしてた。曇ってたし、小雨も降った。

洗濯物にちょっと雨がかかったり。干せるかな、いけるかなーと思ってもやっぱり乾かなかったり。

(まぁ自宅にいたからこんな天気様子見の干し方だったんですけど。)

息子の食欲はなく、ちょっと食べてもそれ以上に下痢して。下痢というか水便で。いつになったら良くなるのかわからず、元気なくて心配で。

仕事も休まねばならず、でも行っとかないと…初めたばかりなのに…と心配と焦り。

いつまで続くのかわからない不調。このままずっとこれが続いてしまったら…なんて、ふともたげた不安が波のように大きくなって襲ってきた。

本当に。不安ってすごい。気を抜くとすぐに大きくなる。ネガティブに首絞められそうになる。

んで、良くないことに、不安に襲われながらの不調の子の育児は余裕なんかなく、母子ともに不安定に陥ってしまう。良くないパターン。

でも。今日は晴れました。

息子は昨日からうんちも小さいバナナ型になり、気持ちも落ち着いてきて、笑顔を見せるようになってきてくれました。

晴れて保育園に行ってくれました。(いやいやなのは変わらないけど)

仕事へ行く道を自転車でこいで進みました。緑の木々が、様々な色味を持って美しく、青い空が心地よく、ちぎったような白い雲がぽつりぽつり。

程よい風を受け流しながら軽くなった自転車を、久々に全身使ってけんめいにこいで職場に向かう。

晴やかな空の下、今なら何でもなんとかなるんじゃないかと思っていることに気づく。

あんなに暗く長く続いてしまうんじゃないかと思っていた不安が、見事にすみっこに小さく追いやられている。

これはきっと、晴れたからだ。

ありがたい。私の心までも晴らしてくれてありがとう。

またいつか体調悪くなるときもあるだろうけど、いつか晴れることを忘れないで、落ち込みすぎないでいたい。

今日は子どもたちと美味しいおやつを一緒に食べたい。

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