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お金とはなんだろう。
子どもには早くからお金について考えて、勉強してもらいたいと思っている。
実際に小学生の娘が読んだ子ども向けお金の本の、正直な感想と、
二児の母、元シンママ、夫大借金持ち、パート事務かけもちの40歳手前が、お金について想う事を少し。
お金の教育は子どものうちからするべき
私が子どもの頃は、子どもがお金について学ぶことは良く思われていなかったように思う。
(自分の周りだけかも知れないが)
でも大人になって痛感する。
お金のこと、税金や社会保障のこと、投資やお金を増やすことについて知らな過ぎた。
全て痛い目をみて知ったのだ。
もっと早くから知りたかった。
経験とともに学んでおけば良かった。
だからせめて自分の子どもにはお金の話はオープンにしたい。
稼ぐこと、増やすこと、出ていくお金に対策を打つことは、汚いことではない。
お金の勉強にはリベ大のゆるアニメ動画がおすすめ
私はリベ大の会員ではない。
ちょっと私生活が忙しくてリベ大で勉強するほど時間がとれないと思っているからだ。
でも動画は見ている。
チャンネル登録している。
たまにゆるアニメを見つけると、子どもに〇〇分だけ時間もらえる?一緒に動画見たいんだ、と言って一緒に見ている。
娘の高評価だったのが、次のふたつ。
これはポンジスキームの話。
こちらは、難破船と3人の乗客の話。
一応一緒に見てくれる。
最後にどう思ったかは聞いている。
よろしければ、ぜひ。
小学生娘のおこづかいについて
大人になると、これを払えこれを払えとしっかり請求されたり天引きされるのに、もらえるお金については何も教えてくれない。
自分からくださいと請求して手続きを踏まないと、もらえるものももらえない。
小学生当時、娘のお小遣いは1回のお手伝いにつき10円払っていた。
回数の管理は娘にさせた。(こちらでも把握はしている)
月末締めで、母作の請求書ひな形に、お手伝いした回数を記載して出させた。
それを確認して、お小遣いを支払った。
(今思うと、この紙は明細になっていない😅)
働いた対価を請求して、賃金を得る。
これを知ってほしかった。
母のやりたいようにやったけど、ついてきてくれて感謝している。
小学生の子どもに実際にすすめたお金の本について
実際に、娘にすすめて読ませてみたお金にまつわる本の正直な感想をこちらに。
毒舌になりすぎないように気をつける!😅
学校では教えてくれない大切なこと(3)お金のこと 関和之
一番よく読んでくれた本。
学校では教えてくれない大切なこと(3)お金のこと (学校では教えてくれない大切なこと) [ 関和之 ]楽天市場学校では教えてくれない大切なこと 3 お金のこと Amazon.co.jpマンガが多くて読みやすい。
あんまり興味がなかったわが子でも、これは読み切れた。
最初は、かわいくておもしろいマンガだけ読む、でも良いと言った。
その中で、もし気になるところがあったら文章も読んでみてはどうか、と。
そう言ったらマンガは全て目を通していた。
一日一回、読めるとこまで読んでみて、飽きたらやめていい。
でも一個だけ、その本を読んでわからなかったことや気になったことをお母さんに質問してほしい。と。
とっかかりならこれで良い。
というか、とっかかりを作るならスタートはこれが良いと思う。
小学校の図書室にこのシリーズがそろっているらしく、違う本は読んだことがあったので、馴染みやすかったみたい。
池上彰のはじめてのお金の教科書
母が池上彰さんの本に影響を受けたので、用意してみた本。
池上彰のはじめてのお金の教科書 親子で学ぶ絵本 [ 池上彰 ] 楽天市場池上彰のはじめてのお金の教科書 Amazon.co.jpはっきり言って、あんまり興味のない小学生には難しかった本。
マンガではなく、挿絵が柔らかい感じ。
でも、お金の話からちょっと飛ぶところが多い。
わかるんだけど、そういうこと言いたくなる気持ちはわかるんだけど!
選挙とか政治に絡めて考えるのは、中学受験も特に考えていない小学生娘にはまだ難しいと思った。
私としては、そこまで序章の本に望んでいない。
10歳から知っておきたいお金の心得
10歳から知っておきたいお金の心得 大切なのは、稼ぎ方、使い方、考え方 (10歳に贈るシリーズ) [ 八木 陽子 ]楽天市場10歳から知っておきたいお金の心得〜大切なのは、稼ぎ方・使い方・考え方 (10歳に贈るシリーズ)まず表紙の絵がかわいい。
そして内容もシンプルにしてあって読みやすい。
あれもこれも伝えたい!と詰め込むのではなく、重要な部分以外をうまくそぎ落とし、見やすくしてあって良い感じ。
手元に置いておくには良いところ。
なのだが、肝心の小学生娘は読み進めにくかったよう。
聞いてみると、やはり、あまりおもしろくなかったらしい。
よく整理されてると思うのだが、子どもの興味を引き出し、読み進めさせるには、それだけじゃだめなんだなと思った。
親と子の感想が一番かけ離れた本だった。
小学生から知っておきたいお金のはなし
まんがだけで言えば一番楽しそうに読んでた本。
はっぴーSTUDY! 小学生から知っておきたいお金のはなし [ たけや きみこ ]楽天市場小学生から知っておきたいお金のはなし (はっぴーSTUDY!)Amazon.co.jpこの本の主人公は女の子で、マンガも少女漫画タッチ。
娘の好みだったようで、楽しくマンガだけは読んでた感じ。
シチュエーションも日常的で、子どもにわかりやすい。
今回読んでみた4冊の中で、一番子どもの視点に沿った本だと感じた。
女子でマンガ好きならこれから始めるのも良いかも。
大人としてはちょっと物足りない、もう少し勉強してほしいかな~と思う。
(でも歩み寄りは大事)
考えたことや調べて書くスペースがあるのだが、娘はそこで勉強を意識して滅入ったらしい。😅
さてここから下は、母がお金について想うことです。
よろしければご覧くださいませ。
お金についてあれこれ言っていますが、我が家は資産かなり少ないです。😅
ただ、家の資産と私の資産は別です。
上手なお金の出し方は難しい
大事なお金の使い方。
上手に使えるようになって、ようやく一人前。
上手に使うとは、どんなことに?
自分が決めて自分のために使うお金なら、周りがとやかく言うべきではなく、自分の責任なんだから、後悔しないように使うしかないと思っている。
私が思う、上手な出し方とは、人にお金を与える時だ。
難しいのだ。
私は未だにこれがうまくできない。
自分の問題だ。
私は過去に一度、大失敗している。
離婚の時?それではない。
それは失策だったが大失敗ではない。
モラ離婚でかかった費用や負担は、まだ自分で取り返せるし、時間の経過とともに解釈が異なってくるかもしれない。
本当の失敗は取り返しがつかないものだ。
私は、資金繰りに困っている親友に、貸してほしいと言われ、頑張ってお金を貸してしまった。
そのことから少しずつ関係性が崩れた。
彼女は心を患っていたが、懸命に生きていた。
返金はずっとされなかったが、返金されないと思って貸していたので、それは納得していた。
もう現在彼女はこの世にいない。
最期に、彼女はどう思っていたかわからないが、私はずっと悔やんでいる。
貸したことで、結果、彼女は寄り添い場所をひとつ失ったのではないかと。
お互いのために、貸すべきではなかった。
私もこの世からいなくなる時まで、彼女のことをずっと忘れない。
いつか謝りたい。
お金があるとわかると、人は無心に来る
多くても、少なくても、ここにお金があるとわかると人は無心にくる。
色々な顔をしながら。
善人の顔だったり、脅迫めいていたり、恵んでくれと嘆願したり。
老若男女問わず。
親族、知人、他人問わず。
お金の存在で狂う人生もある。
もらったと思えば感謝と喜びだけが生まれるだろうか。
取られたと思えば憎悪と悲哀が生まれる。
お金は悲喜こもごもをうむ。
だから、ここにお金があると、たやすく口に出してはいけない。
トラブルの素になるから。
親族や大事な人に、お金を取られる悲しみや失望、怒りが生じないために。
平穏に生きていきたいなら、お金があると言ってはいけない。
冗談でも。
社会と関わって生きていくにはお金がかかる
多少はその人にもよるが。
友達と会ったり仕事で外に出て生活するなら、お金は必要になってくる。
ひとりで社会との関わり少なく生きていくなら、そんなにお金はかからない。
乳児を育て、一日中子どもと向き合っている時は、化粧も服も持ち物も、自分のものは最低限で良かった。
コロナになって自宅生活が長くなり、外との関わりが希薄になると、もっと質素になった。
でも、周りと比べたり、比べられることもなかったからそれで大丈夫だったのだ。
他者の視線や持ち物に、自分のそれと比較して、焦ったり落ち込むこともなかった。
だから単純に買い物する機会が減った。
食料品と光熱費と税金ぐらいしかお金を使わなかった。
外に出るとそうはいかない。
周りより一段とぼろぼろの古い服を着ていれば恥ずかしくもなるし、近しい人が買っているものが自分には買えなかったら情けなく感じたりするだろう。
お金がないことで、他者との関わりがつらくなってしまうのは問題だ。
現代人は、他者と全く関わらないで生きていくのは難しいと思う。
明白に言えば、見栄っ張りで外交的な人間はお金の支出が多くなる。
うちの夫は典型的なこのタイプだ。
お金があると選択肢が増える
お金があると選べる。
食べ物も、身に着けるものも、行く場所も、時間の使い方も。
お金がないと選択肢が狭まる。
ある商品をひとつ買う時に。
10個ある中から1つ選んだ場合と、2個のうちどちらが良いか選んだ場合、1択しかない場合。
満足度はかなり異なる。
同じ商品を買ったとしても。
そして、選択肢の話は将来にも言える。
お金があると、先に進みたい道を選べる。
やりたいこと、興味があることを検討して選んで進めるのはとても恵まれている。
選択の余地なく進むしかない人も多い。
私は今の仕事柄、そういった子どもたちを多く見ている。
お金は人生を豊かに有意義に生きるために使うもの
いくらあっても、減る恐怖が大きくて使わないなら、宝の持ち腐れだと思う。
貯めるのも、出ていくお金を減らすのも大事だが、重要なのは有意義に使うことだ。
私は使うのが下手だ。
楽しく有意義に使う、自分の課題だと思う。
私のお金の使い方は、愛する子どもたちの人生の礎になっていくだろうから、ちゃんと使わなければ。
どうも貧乏性なので、お金を使うことにとても迷うし、少し罪悪感がある。
幼少期、何事にも我慢我慢で、ほしいものは買ってもらえなかった。
あまりに買ってもらえないので、もうほしいものは手に入らないものなんだと諦めた。
いつからか、いいな、と思うものは見るだけで満足になった。
買わないと支障が出るものだけ買うようになった。
今でも、子どもの時に欲しかったものを買おうとすると苦い思い出が浮かんで少し苦しい。
今なら買えるのだが、まだほしいのだが、うまく言えないが、買えないのだ。
お金は、人生を豊かに有意義に生きるために使うものだ。
納得できる使い方をする人間になっていきたい。
お金があると余裕がうまれる
お金は心の余裕につながる。
お金がないと、ぎすぎすしやすい。悲嘆しやすい。
お金があれば、少しの出費を伴う失敗も、痛くないし、寛容でいられる。
その額は人や家庭によって異なるだろう。
お金があれば、夫婦のいざこざも不満も水に流せることもある。
逆に言えば、お金がないと不満や文句が表面化しやすい。
ぶつかりやすくなる。
そういう意味で、お金はあった方がいい。
あった方が人間関係円滑に過ごしやすい。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
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