コロナ禍に、離職することになりました。
自分から辞めることになりましたが、正確に言うと、
コロナ禍で会社は業績不振。
乳児がいるあなたは、復帰しても仕事休みがちになるでしょ。
そんな人を雇う余裕はない。
負担になるのでやめてほしい。
そうはっきり言われました。
とても悲しかったし不安でした。
子どもはまだ1歳半、小学校低学年の娘もいて、県内に親族はいません。
一生懸命事務仕事はしてきましたが、自分ができることの証明、資格はありません。
こんな人間、雇ってくれるところはあるのか・・・
20代でもないのに、やばい…
生活するだけでお金は減っていくのに、入ってくるものはほぼ無し。
お金の不安は日々の心配に直結するのでその時は辛かったです。
でも、なんとかなりました。😅
こちらでは、職業訓練校という存在を知り、実際に3か月間通った体験談を綴っていきます。
会社から離職勧告
妊娠中から、小さい子がいる母親には働いてほしくないと社長にはっきり言われていました。
社内の一部からあたりがきつくなっているようで、精神的に辛くなりました。
市の子育て女性のなんでも相談に電話して、保健師さんに話を聞いてもらい、落ち着きを取り戻し、
労働局のホームページを見て、資料取り寄せたり、電話をして相談したりしました。
ちなみにそのページはこちらです。
厚生労働省神奈川労働局 〈妊娠→産休→育休〉特集コーナー【指導課】 (mhlw.go.jp)
私が妊娠中の頃の方が、妊娠中の雇用継続についてのページはわかりやすかったように思います。
でも当時救われた資料はまだありましたので、そのページのリンクを貼らせていただきました。
ここにある事例集3が私にぴったりの事例でした。
ぜひ、男性も女性も、目を通していただきたい、読みやすくわかりやすい資料です。
知っているだけで力になることがたくさん書かれています。
自分の要望はわがままではないということがわかると、少し安心できました。
会社が作った辞表にサインする
しかし結局、社長や副社長の考えを聞いていると、ここでは子どもを育てながら働くことは無理だとわかる。
子どもが体調悪いと呼び出しの電話がかかってきても、あなただけ特別扱いはできないよ。
それでも働きたいなら、どうぞ働いてください。
そのつもりでいてくださいねっ。
等、いろいろ言われる。
脅しだぁ。
頑張って仕事をして、周囲に認められつつある手応えを感じていましたが、ここ以外の働く場所もきっとある、ここで働いても辛くなるだけ、と言い聞かせ、辞めることに応じました。
雇用保険について無知ゆえ落ち込む
自己都合による退職だし、乳児いるから仕事探しもできないし、私は失業手当受給できないんだ・・・
落ち込む。
しかし、そんなことなかったんです!
神奈川県内ハローワークで情報を得る
恐る恐る息子を連れてハローワークに行きました・・・
あ。
子連れで車で行く人は、ハローワークすぐ近くの駐車場に優先して置けました!
最初はわからなくて、遠くて広い駐車場にとめて、ベビーカー押して歩いて行ったのですが、係員さんが後から教えてくれました。
そんなハローワーク、失業者でいっぱい、イライラしてる人がたくさんいる怖い場所だと思っていた自分は、愚かでした。
皆さん普通に仕事を探していたし、ご機嫌な人はいなくても、職員さんも親切で、思っていたような暗い雰囲気ではありませんでした。
そして、自分の状況を調べてもらったら、失業手当を受給できる方法があったのです!
失業手当受給の延長申請をする
息子がまだ乳児のため、今は受給できないので、延長申請をしました。
ハローワークの人に全部手ほどきしてもらって、元いた会社に書類等用意してもらいました。
インターネットで家で調べていただけでは、全然わかっていなかったことを知りました。
情報が錯綜して頭の中がぐるぐるしていたので、行ってみて本当に良かったです。
息子3歳を過ぎて受給申請をする
それから1年半経過・・・。
延長可能期間を経過、息子が3歳過ぎたので、再度ハローワークに申請しに行きました。
失業手当を受給開始する
ついに、数年ぶりに自分の口座にお金が入りました。
感慨深い、通帳の一行でした。
神奈川県内ハローワークの相談窓口で、公共職業訓練の存在を知る
職業訓練というものがあることは、ひろゆきさんの動画や以前ハローワークで聞いて少し知っていたので、それを受けたいと相談窓口に行ってみたら、職業訓練には種類があり、”公共”と名前のつく職業訓練の存在を初めて知りました。
そして、大発見。
自分も失業手当を受給できる対象であることがわかりました!
公共職業訓練校の情報収集をする
即戦力と書かれた公共職業訓練の受講生募集冊子を熟読する。
この中からどこに何を勉強しに行きたいか、通いきれるか日々考える。
職業訓練校選考に絶対に合格したいので、どうしたらよいのか試行錯誤し行動する。
子連れで職業訓練校見学に行く
即戦力パンフレットに学校見学必須とあるので、子連れで見学に行く。
その時に、通えるようになればお世話になる保育室も見学した。
必要書類を郵送、面接して、合格通知を受け取る
応募に必要な書類がいくつかある。
ハローワークのサイン等をもらわないとならないので、用意に時間がかかる。
面接は電話予約して、子連れで面接に向かう。
面接中も2歳と同室でした。頭真っ白になるぐらい、マイペースにやってた息子でした…
でも一応合格しました。
募集定員25名のところ、23名応募して、結果21名合格してました。
職業訓練開始前の神奈川県合同説明会に参加する
合格通知、保育室利用許可通知とともに、説明会の案内が送られてきた。
なるべく子どもを連れてこないでくれと。
そして必ず参加せよと。
家から近い保育園の一時保育を予約し、久々に一人で電車に揺られて横浜へ。
各学校の入校予定者が参加する合同説明会に行きました。
求職活動関係役務利用費について
この説明会に参加している間の保育園の一時保育にかかる費用は、求職活動関係役務利用費を申請して8割補助してもらった。
この利用費について、本当に誰も教えてくれない。
ハローワークの人も存在を知らない人がいた。
支給要件も細かいが、自分が該当するか調べてもらいましょう!
職業訓練校の見学時の服装について
別の記事に、職業訓練校の服装についてまとめました。
見学の時は?
面接はどんな服で行った?
周囲の人は何着てた?
よく聞かれるので、全部まとめて書き出しました!
職業訓練学校に通う
ここでようやく、職業訓練校が始まる!
1か月目
2か月目
3カ月目
職業訓練校に通いながら就活する
私の通っていた職業訓練校は3か月期間のものでした。
先生から、最初に言われていたのは、あっという間に3か月終わるから今月から就職活動してください、とのこと。
でも授業でいっぱいいっぱいだから、けっこう大変なのです。
終了後手当なるものを知る
ハローワークでも、いざ職業訓練校が始まっても、私はこの手当について聞いたことがありませんでした。
終了後手当。
色々規定はあるものの、該当すると、職業訓練校終了後、失業手当をさらに30日間延長していただけるというありがたいものでした。
必死にこれについて調べ、行動しました。
職業訓練校修了、就活続ける
3か月のうちに就職を決めた人もいましたが、未定の人もいました。
私もそのうちの一人!でも仕方ない部分もありましたね。
私が就活で学校を抜けると、その時間保育室利用できない規定がありましたから。
修了式では様々な書類を受け取りました。
そして初耳のこともでてきました。
簿記のネット試験を受験する
その日は色々ありました。
でも幸いにして、なんとか合格することができ、無事簿記3級を取得できました。
パート先を決める
職業訓練校でみっちり勉強してきた、資格もとった、3か月通いきったということが、
30代後半何もない主婦でも引け目を取らず自信持って面接等に臨めました。
そうして、職業訓練校終了後三か月以内の就職を目指すという訓練の目標規定に到達することができ、息子も市の保育園を利用継続できることが決まりました。
職業訓練校修了してから1年後の振り返り
修了してから1年たちました。
修了した時も、今も、桜は変わらずきれいに咲いてそこにあって、応援してくれているようです。
詳細は、内部リンクに繋げて書いていく予定です。
時間かかりそうですが、一生懸命書きますので、読んでもらえると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。