モラハラとはどんなものなのか、ゆでガエルの話になぞらえて説明しました。こちらからご覧ください。
ここでは、モラ夫との生活を続けていく中で、自分がどうなっていったか。
少し書きます。
今だからわかること、想うこともあります。
自律神経失調症になる
傷つくのはいつものことになっていて、もうどうでも良くなっていました。
自暴自棄というやつでしょうか。
死にたいというか消えたい。
全部終わりにしたいと毎日思っていました。
でも娘がいるから、それはだめだ・・・
ささやかな我慢、引っ掛かりが積み重なって、
不満、悔しさ、不安が大きく膨らんで、
日常的に、ストレスにさいなまれ、身体的不調とつながっていきました。
心と体はつながっていました。
心の不調は必ず体にも出ます。
体が先かも知れません。
私は典型的な自律神経失調症になりました。
(自律神経失調症についてわかりやすく、見やすいサイトです。チェックシートもあります。)
こんな症状が全部ありました。
ひとつひとつは些細なことでも全部まとまってくるときついです。
小さい子と一緒の生活で、公園行ったり買い物行ったりしながらこれなので、娘と一緒に楽しく遊ぶことができなかった。つらかった。
でも横になって休むとか、考えられないんです。
そんなことしたらばかにされるし、負けを認めるようだから。
どんなに休んだって、心が晴れることはなく、家事をする時間が減り、自分が追い詰められていくだけ。
専業主婦のくせに、子ども幼稚園に預けて寝てばかりいやがって、こちらは汗水垂らして頭下げて家庭のために金稼いでやってるっていうのに!
と言われていました。
いつも言われてたから普通に出てくるようになっちゃった。😅
10年弱たっても、強烈にこっちを睨みつけてくる顔と、暴言がたまに脳内再生されます。
再生が続くとメンタルきつくなりますが、
今は離れることができたし、娘も息子もいるし、夫もいてくれて、
家族がいるので大丈夫です。
立て直すことができるようになりました。(宣言。自分のためにも)
産後4年たっても月経がない
体の不調が著しく、ネットで調べてみると、どうも婦人科系が怪しそう。
そして気が付きました。
娘3歳半過ぎているのに、私はまだ月経が再開していない。
このままだと、将来、骨粗しょう症になりやすくなったり、ホルモンバランスの乱れも大きくなってしまうらしい。
本当に体調悪いのがずっとだったので、娘を一時保育に預けて婦人科に行きました。
そして看護婦さんにはっきり聞かれました。
「性交はないですか?」
「ないです」
「産後に一度も?」
「ないです」
「・・・わかりました」
このやりとりで、看護婦さんの視線が変わったような気がしました。
妊娠したと思っていたのでしょうか。
なんにもありませんよ。それどころじゃないんですよ。
医師も、なかなか辛辣な人で、具合悪くて病院行ったのにメンタルけがして悲しかったです。
で、血液検査の結果、
女性ホルモンが眠っている状態です。
排卵がありません。
投薬で生理を再開させることはできますが、どうしますか?
エストロゲンが少なすぎる、等言われました。
生活に支障が出る不調なので、生理再開するための注射は保険診療適用でした。
その注射をおしりにして、その後貧血で立てなくなりしばしベッドで横になってました。
1か月しても再開しなかったらまた来て、と言われ、
ちょうど一か月後にようやく生理が再開しました。
久しぶりの月経で、生理用品がほこりをかぶっていたのを覚えています。
生理を再開させることは可能だが、妊娠を望むから排卵を起こさせたい場合には、
ここからは自由診療の域になると言われ、それはしませんでした。
お金もなかったし、とりあえず生理を再開させて、眠っている女性ホルモンを起こしたいと思いました。
少し不調が改善されるかなと、淡く期待しました。
・・・あんまり改善した感覚は無かったです。(^^;)
日々のストレスが強すぎましたかね。
びらん性胃炎になる。逆流性食道炎になりかける。
小さい頃から胃腸は弱かったんですが、結婚生活のストレスから、がっつり胃腸を壊しました。
食べることが大好きで、幼稚園の頃から太め(ぽっちゃり?)だったんですが、
ここから瘦せ型人生が始まりました。(笑)
食欲減退、食べられる量が激減する
食べてると、ぶた、太るぞ、汚い食べ方してんな、等言われるし、
食べないでいると食料無駄にしやがって、残さず食え、もったいない、とかいうし。
いつものどちらでも否定ですが、心にグサグサ刺さってくるんです。
どんどん食に対して興味も熱意もなくなっていきました。
子どもがいてくれたから、一人でご飯食べさせたくなくて、なんとか口に運んでましたが、
いなかったらとっくに拒食症こじらせてたと思います。
好きな食べ物も忘れ、美味しいと思うものもどんどん無くなっていき、食べる量も減りました。
当時、頑張って食べてたのと同じサイズの器が、これです。
比較対象に、ハイボール500ml缶を置きました。(笑)
ご飯の味がしなくなる
ある時、前好きだったカツ丼を食べたら、口の中でまとまりませんでした。
お米、かつ、たまごが、全部ばらばらで、一体にならない。
全部の食感が異なって、飲み込みにくくて仕方ない。
味もばらばらのままで、美味しくない。
違和感しかない。
その頃からあんまり味を感じなくなり、食べることが浅ましいと感じるようになりました。
食に対して、ひくというか、後ろ向きな気持ちでいました。
極度の便秘になる
胃痛、腹痛は毎日で、10日で3回ぐらいしか排便がないかなりの便秘になってましたが、自分の体調なんてどうでも良くなってたので、放置してました。
食欲もなくあまり食べないし、そもそも体に力がないので、排便する気概もなくなってました。
いつもお腹は苦しく、痛みがあり、たまに排便があるとすれば下痢でした。
健康診断でひっかかり、胃カメラをする
市の健康診断に行ったらひっかかり、人生初の胃カメラをやってみたら、
びらん性胃炎と診断され、逆流性食道炎にもなりかけてる、と言われました。
生活のストレスからだろうなぁ、困ったな、ぐらいにしか思ってませんでした。
自分のこともどうでも良くなってたんですね。
何年もかけてじわじわ壊れていった体は、
生活を変えても考えを変えても、
元に戻すには、壊れるのにかかった倍以上の時間がかかります。
良くなっていくのはとっても時間がかかるのに、悪くなるのは気を抜くと一瞬です。
体験したからこそ言えることです。
今回はあまり気の良い話ではありませんでしたが、
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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